あさもとクリニック【あさもと通信】心療内科的疾患等・「仮面うつ病」と「非定型うつ病」

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あさもとクリニックポイント「仮面うつ病」と「非定型うつ病」


<仮面うつ病>

一般的に「うつ病」というと、憂うつな気分なる、イライラするなどの「心の不調」と、眠れない、頭が痛い、肩がこる、食欲が低下するといった「体の不調」が認められます。しかし中には心の症状はそれほど目立たず、体の症状が前面に出てきます。憂うつな気分が少ないために、うつ病と分かりにくいのが特徴です。
そのときの体の症状は様々です。たとえば、
(1) ちょっとしたことでも疲れてしまい、すぐ横になりたいと思う。
(2) いままで得意だったことがうまくできなくなり、頭が混乱する。
(3) 毎日のように頭痛、肩こりや体の痛み、手足のしびれがつづき、鎮痛薬を服用しても効果
がみられない。脳外科や整形外科で検査を受けても何も(器質的な)異常がない。
(4) 人と接するのが億劫になり、外にも出たくない。
(5) いままでなんともなかったのに便秘になったり、下痢を起こしたりするようになる。
(6) 胃もたれ、吐き気、腹痛。
(7) いままで好きだったものが食べたくないと思う。食べても美味しいと感じられない。砂利
を噛んでいるような感じで食事をする。
(8) 夢をよくみるようになる。
(9) 朝起きた時なんとなく気分が悪くスッキリしない。
などです。
日常生活のちょっとした変化がきっかけとなり、自覚がないうちに心や身体に負担がかかっていることがあります。これらの身体の症状に少しでも心当たりのある方は、少し優しくご自身の身体に目を向けられてはどうでしょうか。

<非定型うつ病>

一般的なうつ病の症状の条件を満たしたうえで、次のような特徴を併せ持つ場合があります。 たとえば、
(1) 体重が著しく増えたり、食欲が増進する。
(2) 過眠傾向がある。
(3) 身体が鉛のように重くなる。
(4) ちょっとしたことで拒絶されたと感じて傷つき、長期間、人とかかわることを拒む。
(5) ある特定の楽しい出来事に対して、気分が明るくなる。
などです。
うつだからといって必ずしも食欲がなくなったり、不眠傾向になったり、気分が落ち込む訳ではありません。思いがけないところに思いがけない症状がでることがあります。

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