あさもとクリニック【あさもと通信】心療内科的疾患等・不安・悩みの解消法

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あさもとクリニックポイント不安・悩みの解消法


 


心療内科患者のうち約7割の人は、不安や悩みを取り除きさえすれば、病気が治ります。不安が高じると悩みに変わります。悩みは人間を緊張させ、イライラさせます。自律神経の中の交感神経が常に優位に働き、副交感神経とのバランスを崩し、その結果「自律神経失調症」となり、それでも改善されずにいますとやがて「うつ病」へと進行します。

普段の生活の中でも毎日、朝、仕事を始めるときには、その日のうちに片付けてしまわねばならないと思われるものが山ほどあります。考えただけでもパニックになってしまいそうです。けれども、私たちは一度に1つのことしかできないし、砂時計の砂がくびれた部分を通るように、ゆっくりと、一定の速度で仕事を片付けるしか手はないのです。さもないと、肉体も精神の働きが狂ってしまうのです。「一度に一粒の砂、一度に1つの仕事」とつぶやきながら1つずつ片付けていきましょう。このようにして、その日1日だけを精一杯に生きるのなら大して苦にならないのです。人生とは、生きることの中、つまり毎日毎時間の連続の中にあります。長い人生の中ではすばらしい出来事は多くでも1-2回しかないのです。毎日は楽しいことよりもむしろイヤな事の方が多いのですが、その中で小さな喜びを見つけ出し、その瞬間、幸せを感じましょう!そのような小さな幸せの積み重ねの結果、人間は死ぬとき、「人生は幸せだった。」と思えるようになるのです。

人間はあまり忙しくないと、心が真空に近い状態になりやすいのです。空虚な心は悩み、恐怖、憎悪、嫉妬などの感情が出やすくなります。とくに一日の仕事が終わったときにそのマイナスな感情が人間にとりつき、害をなすことが最も多い。そのようなときには、やたらに妄想がほとばしり、あらゆる種類の可能性を拾い上げ、とるに足らない失策を1つ1つ拡大してみます。このようなときは気持が空回りしてしまい、どんどんマイナスな感情に包まれてしまいます。そのような状態に対する治療法は、何か建設的な仕事に没頭することです。忙しくしていますと、目前の仕事以外のことを考える余裕がありません。物事を心配するための時間もエネルギーもないのです。人は仕事に没頭するとき、ある心地よい安心感、一種の幸福な陶酔感が神経を穏やかにします。一方、忙しさを避けて手をこまねいているなら、ただじっと座ってくよくよと考えているのでは私たちの行動力や意志力はすっかり萎えてしまい、本当にうつ病になってしまいます。どっちの方がよいでしょうか。自明のことだと思います。

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