あさもとクリニック【あさもと通信】心療内科的疾患等・中高年危機

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あさもとクリニックポイント中高年危機


<中高年危機とは何か?>

中高年期は、身体の衰えや限界を感じ始める時期(人生の折り返し点)であり、家族関係の変化に合わせて、生活様式や社会的役割を変えていかなければなりません。今まで確かだった自己の拠り所が失われ、老いていく自分に見合った新しいライフスタイルが見出されないとき、混乱をきたす場合があります。また、思春期や青年期に思い描いた理想と現実とのギャップに悩むことが増えてきます。こうした時期に生じるさまざまな現象を「中高年危機」といいます。
人生の意味を問い直して悲観的になったり、抑うつ状態になったりします。不安や焦りを紛らわすために暴飲暴食を繰り返す人が多くみられます。その結果、消化性潰瘍、アルコール性肝障害、糖尿病、心筋梗塞などを発病する人も少なくないのです。
近年、ハイテク化・IT化が進み、周りの人に遅れをとるまいと新たなストレスが発生し、いっそう「中高年危機」に陥りやすくなりました。

<典型例>


1.上昇停止症候群、そして出社拒否

今まで仕事熱心で会社の中でも昇進しつづけてきた人が、中年になり自分の限界を感じるようになった時、全身のだるさ・不安・イライラ・不眠といったストレス症状が出現しやすくなります。これらの症状が強くなると、出社が困難になることがあり、特に週末に特徴が現れます。     
特徴は?
*土曜日と日曜日の昼間は仕事を気にせず、体のだるさからゴロゴロと横になって過ごします。
*日曜日の夜になると何となく動悸が出現し、翌日の仕事が気になり始めます。しかも、昼間は身体を動かしていないので、眠りが浅くなります。
*月曜日の朝は疲れが残り、朝食を食べる気も起こりません。嫌々、会社に行くような状態になります。    
この状態がこうじると、出社拒否へ進んでいきます


2.空の巣症候群と台所症候群

  • 空の巣症候群とは、子供が成長して小鳥が巣立つように親から徐々に離れていく際に、子離れしきれない母親は寂しさが募り、うつ状態に陥りやすい状態をいいます。
  • 台所症候群は夫婦の不和、孤独感などが原因で無気力状態に陥ります。台所に立とうとしても家事をしたくない気持が強くなり、家事が手につかなくなってしまう症状のことをいいます。


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