あさもとクリニック【あさもと通信】心療内科的疾患等・更年期障害

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あさもとクリニックポイント更年期障害


<更年期って何だろう>

女性の一生は卵巣によって支配されています。卵巣の働きは、35歳くらいをピークに急激に低下してきます。そこから分泌されるエストロゲンという女性ホルモンの量も減少し、やがて閉経を迎えるのです。更年期とは、この閉経をはさみ、卵巣が機能を完全に失うまでの期間をさします。

<更年期障害>

更年期と更年期障害を混同しないことが大切です。更年期には特有の症状がおこりやすいのですが、これらがすべて更年期障害というわけではありません。日常生活に支障をきたすほど自律神経症状が強くなったときに更年期障害と呼びます。

<更年期障害の症状>

1)血管運動神経の異常 のぼせ、ほてり、動悸、息切れ
2)精神神経の異常 判断力低下、疲労感倦怠感、頭痛、めまい、不眠、耳鳴り、不安感、物忘れ、集中力低下
3)泌尿器系の異常 頻尿、排尿異常(尿漏れ)
4)運動器官の異常 肩こり、腰痛、関節痛、筋肉痛
5)皮膚・分泌系の異常 発汗、口内乾燥感、皮膚の痒み
6)消化器系の異常 食欲不振、吐き気、のどのつかえ、便秘、下痢
7)知覚異常 しびれ、蟻走感、視覚過敏、知覚鈍麻

<治療>

1)ホルモン補充療法
   (HRT)
女性ホルモンには、生殖機能に影響を与えるだけでなく、肌にハリを与えて若々しさを保つとか、カルシウムの吸着を促して、骨密度を高めて骨を丈夫に保ったり、コレステロールの増加を抑制して動脈硬化をも予防します。慎重な検査と処方さえしていれば、圧倒的に得るところの多い治療法です。
2)漢方療法 肩こり、冷え、多汗などのつらい症状を改善することがほかの症状にも波及してくれます。一般的に痩せ型の方には当帰芍薬散、中肉中背の方には加味逍遥散、恰幅のよい方には桂枝茯苓丸が合います。
3)カウンセリング療法 子どもが思春期に入る時期とも重なりやすく、夫婦間の問題が一挙に出てくる時期でもありますので、一人で解決できないことを、会話を通して治療していきます。体のつらさや急激な変化ばかりに目がいってしまうが、心にも大きな負担がかかってくるのがこの時期の特徴です。
4)食事療法 イソフラボンが豊富な大豆食品を積極的に摂りましょう。

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