あさもとクリニック【あさもと通信】心療内科的疾患等・気管支喘息(成人)

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あさもとクリニックポイント気管支喘息(成人)


<主な症状>

呼吸が苦しい、息を吐くときゼーゼー、ヒューヒューとなる咳、息切れなど。

<病気の本態>

気道(空気の通り道)がさまざまな刺激によって狭くなり、呼吸が苦しくなります。これが喘息の本態です。気道が狭くなるのは慢性的な炎症が原因です。炎症があるといろいろな刺激に対して敏感になり、正常な状態では何ともない、わずかな刺激に反応して、気道が狭くなります。気道の炎症の悪化を繰り返していると徐々に喘息が重症になっていきます。

<喘息の引き金となる刺激>

アレルゲン、細菌などによる感染、空気の汚染、冷気、季節の変わり目、運動、アルコール、喫煙、過食、生理、強い感情の起伏、疲労、睡眠不足などです。成人喘息患者の約50%に心理社会的要素が関わっています。

<喘息になりやすい性格>

几帳面で完全主義な人がなりやすいです。疲れていても休まず疲労を蓄積したり、困ったことがあっても周囲の人に相談したり、助けを求めない、あるいは周りの要求に対して適切に断れないためにストレスが増えて症状が増悪する場合があります。いわゆる「過剰適応傾向」の人に多くみられます。

<治療のポイント>

  1. 喘息は気道の炎症ですので、炎症を治して、発作が起こりにくい状態にすることが重要です。炎症を抑える吸入ステロイド薬が治療の基本です。
  2. 喘息は慢性の病気ですので、発作がなくても、自分の判断で治療を中止しないで下さい。継続的な治療が必要です。
  3. 突然、重い発作が起こることがあります。その場合は吸入ステロイド薬の継続的な治療や重い発作のときの対処法が重要です。
  4. 喘息の引き金をできるだけ避けることも重要です。

<吸入ステロイド薬の特徴>

  1. 気道の炎症を最も効果的に抑える薬です。
  2. 発作が起こりやすい状態を効果的に改善し、維持する薬です。
  3. ほとんどの患者に効果が現れます。
  4. 吸入ステロイド薬は発作を予防する薬ですので、即効性はありません。従って、発作のときは即効性の吸入気管支拡張薬を使います。
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