片頭痛の予防薬(注射)による治療を行っております

 片頭痛の症状は、いつ起きるかわからず(予測不能)、薬を飲まないと治らない厄介な病気です。日常生活への支障が大きく、体力が消耗され、精神的にも辛い病気です。成人の1割が慢性的な片頭痛を持っていると言われています。
 片頭痛の発作時には痛みを和らげる急性期のお薬が処方されます。「イミグラン」「ゾーミック」「レルパックス」「マクサルト」「アマージ」等の トリプタン系のお薬 で効果も実証されています。
 片頭痛の発作を予防するお薬は、抗てんかん薬、降圧剤のβ遮断薬、Ca拮抗薬が使われてきましたが、効果は限定的でした。
 その後、2021年に 抗CGRPモノクロナール抗体薬 が発売されました。発作の回数の減少、症状の緩和、片頭痛薬の効果を高める等の効果があります。このお薬は4週間に1回の間隔でお薬を注射する治療です。この治療の対象となるのは1ヶ月当たりの片頭痛の日数が平均4日以上起こる方になります。片頭痛の時に服用していたお薬の使用回数を少なくできます。

初診の方、半年以上来院されていない方、
前回とは異なる症状で受診される方は来院前にお電話をお願いします。

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